2016年05月28日

人材は瑕瑾あり

「人材は瑕瑾(かきん)あり、瑕瑾なきは人材にあらず」(荻生徂徠)

江戸時代中期の儒学者である荻生徂徠の言葉である。

瑕瑾とは、美しい玉にあるキズのことであり、人材に置き換えると欠点や短所のことである。瑕瑾のない人は、登用するに当たらない。可もなく不可もないからである。

役に立つ人間には、優れた点もあるが、欠点もある。欠点と長所は表裏一体。優れた人間は、どちらの面も抜きんでているといえるであろう。

知の巨人 荻生徂徠伝 (角川文庫)

荻生徂徠「政談」 (講談社学術文庫)

荻生徂徠の経営学






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2016年05月26日

宿命と運命

「宿命というのは前世からの決め事ですから、自分自身の努力によってどうにもなりませんが、運命は違います。運命は自分の努力があって開かれるものです。」(山本吉兵衛(資生堂元社長))

人間は生まれてくる前に、どこの誰の子どもとして生まれてくるか、前世で決めてくるといいます。

そこで選んだところで、現生を生き、まさに修行をしていくのです。人生はまさに魂に磨きをかけるための修行といえます。

そういう意味で、宿命というのは変えられない。

しかし、運命は、その修行の中身やどこまでやるかは自分にゆだねられているわけであって、その努力次第で開かれていくものなのです。


日本の企画者たち ~広告、メディア、コンテンツビジネスの礎を築いた人々~

マンガで読む般若心経1 運命・宿命篇 (廣済堂ヒューマン文庫)

運命を操る方法

中森じゅあんの算命学入門: 自分のすべてを知る中国最古・最高の運命学







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2016年05月25日

運命を仕向ける

「今あなたが不運な状態にあるのなら、それはあなたがそうなるように仕向けた結果です。逆に、今あなたが幸運に恵まれているのなら、それもあなたがそうなるように仕向けた結果です。」(J・マーフィー)

幸運や不運といった運は、気持ちの持ち方である程度はコントロールできるのではないでしょうか?

自分は運がいい、ついている、と思うということがまずは大事です。

自分は運が悪い、いつもついていないと思い、そして言葉に出している人が、幸運に恵まれるとは到底思えません。

物の見方やとらえ方で幸運や不運も変わりますが、常に物事の良い面を見るということ、そして自分は幸運である、ついているということを考え、言葉にして出す、ということを一度やってみましょう。

なぜか運が上向いてきますよ。

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マーフィー 人生は思うように変えられる―ここで無理と考えるか、考えないかで… (知的生きかた文庫)






タグ:マーフィー
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2016年05月22日

柴五郎中佐

1900年の中国の義和団事件に際して、北京に入った列強の多国籍軍において、日本派遣軍を指揮し、日本進駐地区の軍政長官となった会津出身の柴五郎中佐は、その指揮ぶりを各国から高く評価された。

勇猛果敢に戦っただけではなく、ほかの列強の軍隊が戦利品を求めて略奪行為を繰り返す中で、一切の略奪を許さず、規律を守った。

このことが大英帝国からの信頼を得て、日英同盟につながったといわれている。


ある明治人の記録―会津人柴五郎の遺書 (中公新書 (252))


守城の人―明治人柴五郎大将の生涯 (光人社NF文庫)





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中国の台頭と日米関係

「「中国の台頭」という要素によって、米国のアジア外交は「日本も中国も重要」とする相対的ゲームへと移行しつつある。実は、この米中日の三カ国関係の微妙な相関力学こそ、20世紀のアジア太平洋関係の基底に横たわる宿命の構図であるが、冷戦と中国の共産化を背景とした「特殊な日米蜜月の半世紀」が終わり、本来の「米中日トライアングル」の相対ゲームの構図が再浮上しつつある。」
(寺島実郎「二十世紀と格闘した先人たち: 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆」)

日本人は日米関係や日米同盟は盤石と思いがちであるが、それはあくまでも太平洋戦争後、ソ連が実力をつけたことによる冷戦構造、そして中国や北朝鮮の共産化が進展し、日本がアメリカにとって自国を共産主義勢力から守る重要な防壁になったからといえよう。

現在中国が存在感を増し、アメリカは当然、大国である中国との外交関係も重視する。アメリカの視点に立てば、日本一辺倒ではあり得ないはずである。

実際、第二次世界大戦は、日本がアメリカとは手を組めず、中国がアメリカと強力な関係をつくりあげ、日本がそれに負けたという構図があったといえる。

いまや、この「米中日トライアングル」の相対ゲームの構図が再浮上しつつあるのである。


二十世紀と格闘した先人たち: 一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆 (新潮文庫)


世界を知る力 (PHP新書)






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